蒲焼の味を決めるのは「焼き」です。まんてんやは「日本一美味しい蒲焼」を追い求めて試行錯誤を重ね、職人の卓越した手焼きの技「豊前小倉流」にたどり着きました。鰻の身を折り重ねるように何度もたたく「こなし」という技術や、焦げやすい部分に水をかけながら焼きこむ「水かけ」などを駆使しながら、一番美味しい状態を見極め、鰻に極限まで火を入れる。この豊前小倉流の焼きによって、鰻の旨味と香ばしさを引き出しながら、口の中でふわっとほどけるような食感も生み出しています。
まんてんやのうなぎは、宮崎や鹿児島などの穏やかな気候と美しい水に恵まれた良好な自然環境のもとで、愛情たっぷりに育てられています。ストレスを感じることなく、のびのびと健やかに育ったうなぎは皮が薄く、身に良質な脂がのって柔らかなのが特徴です。
焼き上がった蒲焼は「3Dフリーザー」と呼ばれる急速冷却冷凍装置で急速冷凍します。乾燥した冷気を吹き付ける一般的な冷却方法とは違い、高湿度冷気(3D冷気)で全方位から包みこむように均一に冷却することで、蒲焼の水分を奪わず、より美味しい状態を閉じ込めています。そのため、電子レンジで温めるだけで、焼き立てそのままの風味、食感、味わいに。